まだ廃車にしようって決めたわけじゃないよ

新車で購入してから8年目になる赤のスポーツカー。かなりそこらじゅうを乗り回してきたことから、走行距離がかなりのものになり、そろそろ乗れなくなるかなと思っています。若干エンジンのかかりが悪くなっていますので、冬場なんかだと車を起動させるまでがなかなかで。かなり特殊な方法を使わなければエンジンそのものが着火しないような状態になっています。それにブレーキとかも踏むとキーキー言いますし、カーステレオもエアコンもほぼ使用できない状況。これはもう車としての価値事態が無くなってきているとまで言えるかもしれません。

でも、自慢のスポーツカーを購入するまでには、紆余曲折で色々なことがありました。この車を買うことだけが夢で仕事に励めたとも思います。ですから、まだ廃車にしようってきめたわけじゃないんですよ。もし乗らなくなったとしても、オブジェとして置いておくことでいつでもこの車と作りあげてきた思い出を回想できますし、車が走らなくなっても乗車席に乗ることはできるのですから、ひと時の憩いの時間をこの車で過ごしたいと思えばいつだって乗りこめばいいのです。
(参考:はじめての旅行で車が廃車に

だから、わざわざ急いで廃車を決める必要なんてありません。廃車にしてしまえば、その車とは一生会うことができないところ、廃車にしなければたとえ乗れなくてもいつだって車と合うことはできます。ただ、廃車にしないと乗らなくても税金がかかってくるというのが難点なので、そこのところについてはちょっと悩んでいる部分でもあります。でも廃車にしたいと思った時にすればいいのですから、それほど急がずにじっくりと、長年親しんできたこの赤いスポーツカーの行く末を考えて行きたいです。